こないだ駅で未成年の飲酒禁止を訴えるポスターみたんですけど、 これが気持ち悪かったんですよ。 未成年で飲酒をするのは人間じゃない、死んでしまえ、 みたいな妙な迫力があるの。 それで煙草だとtaspoでしょ。 未成年者の喫煙を防ぐのって、 これだけ手間をかけてまでやることなのかなあと思うと、 これも気持ち悪くなるわけですよ。
もしかして宗教的な戒律なのかなとも思うのですよ。 外部から見ると「戒律を守らないと死後地獄に行くから守るのだ」みたいに 考えた上で戒律を守っているように見えるのかもしれないけど、 実際には中の人にとっては「戒律を守らないなんて、それでも人間なのか?」 みたいな、守って当然というか、天国地獄の損得勘定じゃないんじゃないかなあ。 それが日本の場合であると「煙草を吸うと地獄に行く」というような経典はないけど、 ある種の戒律として機能しているのあなあとか思ったりした。
んで、そういう戒律に共感できないと気持ち悪いと思うわけで、 そのあたりが差別だとか宗教間の対立になったりするのかなあ。
あと、それだけ厳しくしておくのと並行して、 「やんちゃ」として見逃がすというか、 大人が、自分は高校のときから飲酒喫煙してたよと言っても、 それで信用を落とすことはなさそうな感じなんですよね。 近所の床屋さんもあっけらかんと言ってたし。 ただ、どこかに閾値があって、 こっそりやるのはいいけど、おおっぴらにやるのは駄目なのか、 なんかそのあたりにもあるっぽい。
飲酒喫煙が非行に繋がるってのも面白くて、 それは禁止されているからタブーを犯すというところに意味があるので、 禁止しなければ不良のアイテムにもなんにもならないと思うのだけどね。
つうと、あれなんですかね。 比較的危険のないものでタブーを犯す体験ができるように設定しておいて、 タブーだという意識が薄れるともっと危険なもの、 麻薬とかに手を出すかもしれないから、 タブーだタブーだと強調しているのが現状なのかしらん。