「SNSの可視化された人間関係は双方向リンクだけど一方向リンクがあるともっといい」では SNSにマイミク(mixiの用語だけどSNS全般についてこう呼ぶことにします)だけでなく、 「お気に入り」とでもいうような機能をつけると便利という話をしました。 今回はお気に入りはうまくいかないんじゃないの、という話をします。
マイミクが「ホームページ界隈」の相互リンクに対応するとしたら、 お気に入りは無断リンクです。 無断リンク問題と同種のトラブルがSNS内の世界で起こります。 以上。
以下蛇足。 mixiで知らない人の足あとがつくのが恐い、というような話がありましたよね (mixiの足あとに対する嫌悪は、空間の認識のズレだと思う)。 僕の考える「お気に入り」はその人の新着日記を表示する機能があるので、 相手が「監視されている」と感じる恐れがあります。 「晒されている」と感じるかもしれないし、 「こんな人からリンクされたくない」と感じることもあるでしょう。
mixiのように、相互リンクによって繋がるという仕組みを確立したSNSでは 新たにお気に入り機能を加えるのはマイナスになると思います。 SNSを1から作って、このSNSにはお気に入り機能があるんだ (もしかしたらそれが中心となる機能なんだ)、 ということに納得した上で参加してもらうならいいんでしょうけど。
そしてそういうSNSでは、相互リンクのSNSとは違ったユーザ層の人が集まり、 違った使い方をされるんじゃないかと思いますね。 特定の(複数の)誰かに向って「おはようございます」と書いて 「今日もがんばりましょう」とコメントを貰うような繋がりじゃなくて、 頑張って注目されるような記事を書いて、 たくさんお気に入りに入れてもらおうという、 はてなブックマーク のブックマーク数競争みたいなことになるでしょう。 そういうSNSも1つくらいあっていいと思いますけど、 いったいどのくらいの需要があるんですかねえ。
もともとモバイルブログの話から膨らんだ話題なので、 はてなユーザが「携帯電話で完結するミニはてなが欲しい」 みたいなことになれば実現の余地はあるでしょうね。